「甲斐ノワール2022」
「甲斐ノワール2022ハーフ」
株式会社兎ッ兎ワイナリー(鳥取市国府町麻生)は、八頭町徳丸盆地で栽培した“甲斐ノワール”で醸造した「甲斐ノワール2022」「甲斐ノワール2022ハーフ」を、8月1日(火)から、兎ッ兎ワイナリー内の直売店及びオンラインショップで発売します。
■ 甲斐ノワールという品種
“甲斐ノワール”は、山梨県が開発した“ブラック・クイーン”と“カベルネソーヴィニヨン”を交配した赤ワイン用ぶどう品種です。“カベルネソーヴィニヨン”から受け継いだ美しい酸と青い葉の香りが特徴的です。
“甲斐ノワール”は日本ワインの主要なぶどう品種とは異なり、一般的に山梨以北では栽培が難しいと言われており、各地での栽培はそれほど広まっていないため、国内でも希少な赤ワイン用ぶどう品種です。主要産地でもある山梨でも40t(※)ほどしか収量がありません。西日本の生産地では珍しい“甲斐ノワール”を鳥取テロワールで表現することにチャレンジしています。
※ 国税庁HP「国内製造ワインの概況(平成30年度調査分)」より
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/seizogaikyo/kajitsu/pdf/h30/30wine_all.pdf
■ 徳丸盆地で栽培された甲斐ノワール
鳥取県南東部を流れる清流「八東川」によって形成された「徳丸盆地」は、盆地ならではの寒暖差のある気候が特徴的です。また、地域の竹林整備で伐採された竹チップを圃場に混ぜ、土壌に空気をたっぷり含ませることで、多種の微生物の増殖を助け、生命活動が活発な土壌造りを行っています。
鳥取の山深く自然豊かな地で栽培された“甲斐ノワール”は、徳丸盆地の自然の恵みと栄養バランスの良い土壌によって、糖度が高く凝縮した果実味の個性的なぶどうとなりました。
■ 甲斐ノワール2022
2022年、ワイン用ぶどうの生産量はおよそ9,000キロ、そのうち甲斐ノワールは1,440キロとヤマソービニオン(1,459キロ)に次ぐ生産量を誇ります。スティルワイン、瓶内二次醗酵のスパークリングワイン、樽熟ワインなどレパートリーも多い主力品種になります。
凝縮した果実味とスパイスを感じつつも、2021ビンテージと比較し落ち着いた酸味が印象的なワインとなりました。
円みのある酸と濃い果実味が特徴的な辛口ワインは、濃い味わいの中華料理や甘酢を使ったお料理、また様々なお肉料理などと幅広く合わせていただけます。
■ ハーフボトルのデザインを変更
2022ビンテージからハーフボトルをボルドー瓶からモーゼル瓶へと変更いたしました。透明瓶は色付き瓶と比べ環境へやさしい素材であることから世界中で色付き瓶から透明瓶へ移行の動きがあります。自社でもハーフボトルは全て透明瓶へ移行いたしました。
また、ハーフボトルのスタイリッシュなデザインは、お土産物として観光客に大変喜ばれています。
■ 商品概要
商品名 甲斐ノワール2022
色 藍色を帯びた赤 タイプ 辛口赤ワイン
容量 750ml
アルコール度数 12% 販売数 504本
価格(税込)¥3,300
商品名 甲斐ノワール2022ハーフ 色 藍色を帯びた赤 タイプ 辛口赤ワイン
容量 375ml
アルコール度数 12%
販売数 518本
価格(税込)¥1,980
■ 栽培・醸造責任者
兎ッ兎ワイナリー長:寺谷英樹
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